2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マハティール/ソロス論争がここまで外交問題に発展した背景

そこで、アメリカのアイゼンシュタット国務次官(経済担当)は東南アジア歴訪の途上、「投機筋のみを糾弾するのは事実と反する」とした上で、「アジア諸国にとって引き続き市場を開放していくことが、長期的発展への最も賢明な方法である」と、間接的なソロ…

ヘッジファンドの投機行動を巡って、ASEAN諸国とアメリカが対立する

アジア通貨危機の後、マレーシア政府はヘッジファンド集団からの攻勢をかわすため、一種の鎖国政策(国外への資本流出規制や為替の変動相場制廃止など)に転じたが、一方で経済政策をめぐる対立から、マハティール首相がアンワル副首相兼蔵相を解任し逮捕す…