同級生らに事情を聴いて

5日午後2時20分頃、京都府京田辺市の木津川で、同府井手町内の小学校3年の男児(9)がおぼれ、6日未明、川底に沈んでいるのが見つかった。

男児は搬送先の市内の病院で死亡が確認された。男児と一緒にいた同級生3人が事故を目撃したが、「以前、川で遊んでしかられた。またしかられるのが怖かった」と周囲には打ち明けられずにいたという。

田辺署によると、男児は5日正午過ぎから同級生と遊んでおり、亀を探していて深みにはまったとみられる。男児の家族が午後9時頃、帰宅が遅いのを心配して同署に連絡。同署が男児と仲のよかった3人から話を聞いて事故だとわかり、消防などが捜索を始めた。

男児が通っていた小学校では、子どもだけで川や池で遊ぶことを禁止していたといい、3人は5日午後5時頃に帰宅した後、親にも事故を知らせていなかったという。

京都府京田辺市飯岡の木津川で5日午後2時すぎ、川遊びをしていた同府井手町の小学3年の男児(9)がおぼれ、行方不明になった。警察や消防が捜索し、6日未明に近くの水中に沈んでいる男児を発見。病院に搬送したが、死亡が確認された。死因は水死とみられる。

男児は5日昼ごろから同級生3人と川で遊んでいた。同級生らは男児が川でおぼれたのを目撃したが、「以前に川で遊んでいてしかられた。またしかられるのが怖かった」などとして周囲に事故を伝えなかったという。男児の家族が午後9時ごろになっても帰宅しないことを心配し、同署に連絡。同署が同級生らに事情を聴いて事故を確認したという。